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籠の中のふたり
- Lu par : 西山 慎哉
- Durée : 12 h et 57 min
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Description
孤独な弁護士と人殺しの罪を背負う男
僕らは友達になれるだろう?
二人は「過去」という「籠」から羽ばたけるのか。著書25作目、もっともハートフルな長篇ミステリーの誕生!
《あらすじ》
父親を亡くしたばかりの弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は川越の家で暮らし始める。
小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るくてお調子者の亮介と交流することで人として成長していく。
だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、衝撃の事実を知る。
母は結婚前に快彦を妊娠していて、快彦に知られてはならない秘密を抱えていた。
そして、出生の秘密は亮介の傷害致死事件とも繋がっていく。
二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。
《著者より》
ずっと描きたかった友情の物語です。
自著で一番好きな作品になりました。
ひとりでも多くの方に届いてほしい物語です!
《編集担当者より》
読後、こんなに心があたたまるミステリーは他にありません。
つらい過去を背負った二人が共に暮らすことで成長し、受け入れ合う――とてもシンプルなストーリーです。
その中に薬丸さんは、他人と触れ合うことの喜びと難しさ、人殺しの罪と贖罪、そして、ミステリーの面白さを凝縮させています。
少年犯罪や理不尽な殺人事件など、重厚なテーマに挑み続けてきた薬丸さんだからこそ書き切れた最高の人間ドラマになりました。
私はこの作品が大好きです。
本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。
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