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    (1)デンマーク王国の王妃たるガートルードは、王ハムレットの時ならぬ死により寡婦となるも、夫の死後ふた月と経たぬうちに、夫の弟クローディアスと結婚した。
    これはあやまたずして、ある者たちの心に疑いの念を生じさせる。
    すなわち、男は密かに先の王たる兄を亡き者にしたのではないか。その寡婦を娶り、デンマーク国王の座に就くという思惑をもって。
    そうして、葬られた王の倅、同じ名を持つ若きハムレット王子、正当な王位継承者をしりぞけたのではあるまいかと。

    (2)亡霊との対話から、クローディアスの兄殺しの嫌疑を深めた王子ハムレットは愛するオフィーリアにさえもその心の内を悟られまいと気狂いを演じ、
    仇討ちとその身の処し方の狭間で悩み苦しむ。そんな折、昔なじみの役者一座が訪れて・・・

    (3)王クローディアスに大公殺しの芝居を見せ付けることでその罪を確信したハムレットが終に実の母ガートルードとの対話の中でことの真相に迫るが、
    その傍で耳を欹てていた者に刃を突き立ててしまい・・・

    (4)クローディアスの策略で国外に追い立てられたハムレットが、国に戻ってみると、まさに今、愛しき女性オフィーリアの葬式の真っ只中。
    またしてもクローディアスの策略により、オフィーリアの兄レアティーズと一試合剣を交えることになり・・・

    『To be,or not to be・・・』
    ハムレットを語る上で外せないこのセリフ。
    誰もがこんな訳を聴いたことがあるだろう。
    『生きるべきか。死ぬべきか。それが問題だ』
    ©2018 PanRolling (P)Pan Rolling
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    Ce que les auditeurs disent de 60分でわかる ハムレット -シェイクスピアシリーズ3-

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